WORK
仕事を知る

移動や物流に欠かせない道路や鉄道、橋、トンネルなど、私たちが快適な生活を営む上で、必要不可欠であるインフラを作るのが「土木工事」です。
「土木工事」のなかでも私たちは「特殊土木」と呼ばれ、特殊な技術と経験と知識が必要とされる「地盤」に特化した難しい土木工事を行っています。
例えば、自然斜面で発生する地すべり、斜面崩壊、落石などを抑止するのり面工事や、軟弱な地盤を強化して高層建築物等の基礎とする地盤改良工事などがあります。
また地下構造物を建設する際に必要となる山留・土留の抑止力として用いられるアンカー工は、地下で作業する人々の命と安全を守る工法です。

山岳地帯

地震、豪雨などの自然災害などで発生する地すべりや斜面崩壊などから人家や建築物を守るために必要なのが地すべり防止工、のり面保護工と呼ばれる工事・技術です。
新たに作られる高速道路や地すべり、斜面崩壊が予想される地域や崩壊が発生した地域の地盤状況(地質調査)や地すべり等の原因を調査し、工事の計画を立て、アンカー工法やのり枠工などの技術を駆使し、地すべりや斜面崩壊を防ぎ、地盤・斜面を安定させます。

のり面工

のり面工

のり面工

地盤改良

地盤改良

都市部

主に建築物の基礎部分には地盤改良工(エコポラム工法等)が適用されます。時に大きな河川の洪水対策としても地盤改良工が用いられることもあります。
この地盤改良工や薬液注入工法では、液状化対策や軟弱地盤対策、止水対策を行なうことができます。
また、地下空間の安全性や地下地盤の安定性、高層建築物の倒壊を防止するためにグラウンドアンカーの技術が多く用いられています。私たちが日頃利用する地下鉄や地下駐車場等は、この技術があってこそ安心・安全に利用でき、多くの人々の命と安全を守っています。

のり面工

のり面工

地盤改良

地盤改良